2004-12-02 第161回国会 参議院 災害対策特別委員会 第6号
午後の視察では、まず伊ケ谷体育館を訪れました。同所は廃冷蔵庫の集積場所で、体育館を埋め尽くしたおびただしい数の廃冷蔵庫は、物言わぬ被災者のごとくであり、災害廃棄物処理の適切な実施の必要性を感じました。 次に阿古漁港を訪ねました。
午後の視察では、まず伊ケ谷体育館を訪れました。同所は廃冷蔵庫の集積場所で、体育館を埋め尽くしたおびただしい数の廃冷蔵庫は、物言わぬ被災者のごとくであり、災害廃棄物処理の適切な実施の必要性を感じました。 次に阿古漁港を訪ねました。
次に、伊ケ谷地区において、泥流被害のあった谷筋を視察いたしました。 その後、泥流による道路被害により島内に五カ所設置されている仮橋の一つである空栗仮橋を車中から視察した後、雄山の中腹にある村営牧場に向かいました。 村営牧場のあたりは大量の降灰で埋まった黒い地面が広がり、周囲の樹木は白く立ち枯れており、荒涼とした風景でありました。
○岡部参考人 今のガスの状況でございますが、東京都及び気象庁で観測しているデータによりますと、一時間値の最高値が大体平均三ppmから、多いところで、三宅島空港では八・八九ppm、それから逢の浜温泉、アカコッコ、阿古船客待合所、伊ケ谷老人福祉館、そういったところでも四から五ppmの状況になっております。
島の北西部の伊ケ谷地区においては林道の決壊の状況を見た後、島の北部の神着地区の勤労福祉会館で、脱硫装置設置の作業員宿舎、いわゆるクリーンハウスを視察しました。この場所には現在百六十人の方が宿泊しておりますが、同様の機能を有するクリーンハウスは島全体で八カ所あり、収容人数は現在二百八十人であります。 神着地区では、軒まで泥流に埋もれた家屋を視察し、被害の実態は予想以上のものでありました。
どこに空港を設置いたしましても、あと他の四つの部落、阿古、坪田、神着、伊豆、伊ケ谷と五つ部落がございますけれども、これにつきましてはいろいろな先ほど申し上げましたような施策が可能でございますので、むしろ振興に役に立つのではないか。とにかく私どもの言うことを、説明を聞く機会を与えていただきたいというのが私どもの考えでございます。
ここ伊ケ谷地区では、体育館を中心に現在三百六十二人が避難生活を続けており、入浴も洗濯も満足にできない不自由な生活を強いられております。ちょうど調査団が訪れた十七日にようやく炊事場、浴場などの施設ができ上がったということであります。当面は応急仮設住宅の建設を急ぐ必要がありますが、神着地区に建設を予定している五十戸分は、内装と給排水等を残しており、今月中には入居できる見込みであります。
現在、阿古、神着、伊豆、伊ケ谷、それぞれの地区で、合計いたしまして千二百七十九戸が断水中でございます。あそこの三宅村の水道は、先生もごらんいただきましたように、南の方に大路池というのがございまして、その大路池と阿古地区にございます南風平という二つの水源を水源といたします右回りの配水系統が一つございます。
次いで、アノウ崎付近の流出溶岩の実態及び降灰による農地、農作物の被害状況を視察いたしまして、伊ケ谷部落付近の地震災害による道路の損壊、地割れ、がけくずれ及び危険に瀕している住居の現場を視察した後、伊豆小学校、伊ケ谷小学校、三宅中学校等の避難施設における食品給与、衛生管理等を視察し、島民の方々にお見舞いと激励を申し上げ、その後、館山市に参りまして、避難学童及び老人、母子の避難施設をたずね、救助活動の実施状況
○角屋委員 三宅島の当面の問題に再び返りまして、先ほど災害救助法の関係の問題で厚生省からお話がありましたが、伊ケ谷地区の今集団避難をしておるところ、あそこのがけの下にある漁港あるいは漁村、こういうところが、地震等の関係で非帯に危険地域であるので、従って、これはまだ災害救助法の発動を適用していかなければならぬ、こういうお話があったわけであります。
島内に避難された人たちの数でございますが、三十一日現在で一千八百六十名でございました、これは伊豆小学校、三宅中学校、伊ケ谷小学校、坪田公会堂、坪田保育園、阿古小学校の六カ所に分散収容されております。島外避難者は約千七百名でございまして、これは各個に東京都内その他府県に居住する親戚、知人等をたよって自主的に避難された方でございます。